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オープン戦・横浜DeNA1-2楽天
浜口、球数に課題 3月22日・楽天戦

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2017年3月23日(木) 02:00

3回のピンチを最少失点で切り抜けた横浜DeNA・浜口=横浜
3回のピンチを最少失点で切り抜けた横浜DeNA・浜口=横浜

 制球の乱れを球威と緩急でカバーし、5回を2失点で踏ん張ったのは良かったが、いかんせん4四球を出した上に球数108は多すぎる。先発したドラフト1位の新人浜口(神奈川大)に、ラミレス監督は「ローテーション入り? 近づいたけど、これでは決められない」と甘くなかった。

 左打者が6人並んだ楽天打線に対して、スライダーやカーブが決まらない。リズムの悪さが影響したのか、味方の援護は1点どまり。前回登板の日本ハム戦でも5回2失点ながら、4四球で97球も投げている浪費癖のあるサウスポーは「満足いかない。球数を減らさないと」と首をかしげた。

 潜在能力は高い。最速148キロの直球には目を見張るものがあるし、チェンジアップを巧みに配し、許した安打は3本でしかも散発だ。オープン戦2試合で顔を合わせた右打者は12打数無安打と完璧に封じてきている。

 実戦で初めてバッテリーを組んだ戸柱も石田、今永と比較しながら、こう評価する。「2人と違って球が『ズドン』と来る。あとは左打者をどう抑えるか。課題をつぶしていけばいい」

 残る先発の椅子はあと一つ。指揮官は「一番近い」と評しながら認めないのは自ら殻を破ることを期待しているからだ。背番号26は「味方に信頼されなければ(先発)ローテは守れない。次は結果より中身を求める」

ラミちゃん☆ゲッツ



 「浜口は悪くなかったけど球数が多いね。1試合100球をめどに考えて、毎試合5イニングで降板してしまってはリリーフがばててしまうよ」

関根が開幕1軍当確


 高卒4年目の関根が好調を持続している。3安打を記録し、これでオープン戦13試合で31打数16安打、打率は驚異の5割1分6厘だ。ラミレス監督は「彼は外野の控えをつかんだ。レギュラーに何かあれば、すぐ関根に入れ替える」と開幕ベンチ入りを明言した。

 外野陣は筒香、梶谷、桑原で固まっており、梶谷は復帰が近く、筒香も帰ってくる。21歳は「打てたことはうれしいけど、自分は次が確約されていない。この先もヒットを狙い続ける」と気を引き締めていた。

25日に梶谷復帰へ


 腰の違和感のため実戦から遠ざかっている梶谷が、オープン戦残り2試合となる25日の西武戦(メットライフ)での復帰を目指している。この日の楽天戦の試合前にはフリー打撃で鋭い当たりを放ち「もう大丈夫。実戦感覚の不安もない」とうなずいた。

 梶谷は14日の日本ハム戦(札幌ドーム)の試合前のフリー打撃でぎっくり腰のような症状がみられ、同日からオープン戦を欠場。順調な回復ぶりにラミレス監督は「(25日の)西武戦までに戻ってくれれば」と話した。







 
 

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