「東日本大震災復興支援試合」として、中畑監督の呼び掛けで両軍の選手らが募金活動を行ったほか、横浜市が被災地から同市内に避難した人を招待し、129人が球場で観戦した。
試合前に球場外の「YYパーク」で、中畑、西武・渡辺両監督と選手会長の新沼、西武のキャプテン栗山が募金箱を手にし、他の選手が通路の脇に立ってファン一人一人とハイタッチを交わして迎えた。その後、中畑監督が球場でマイクを握り「粘り強く最後の最後まで諦めない本当に強いプレーを皆さんに見せていくことが、今できる最高の力だと思っている」と誓った。
七回表が始まる前、地震が発生した午後2時46分が近づいたため、両軍がマウンドを中心に輪になり、黙とうをささげた。
中畑監督の提案で試合後の練習もファンに公開され、同監督は「(被災者が)笑顔になって、声を出して発散できる環境をつくりたい」と話した。
寄付金は46万5471円集まった。
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