6月4日・西武戦
DeNA、伝説のマシンガン打線ほうふつ 4点差一挙逆転
ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2023年6月4日(日) 21:50
横浜DeNA5-4西武
装いと共に当時の勢いも乗り移っているのか、日本一に立った1998年のユニホームを着用したカードで、連日のマシンガン打線をほうふつとさせる攻撃が連勝を呼んだ。七回までは西武・平良の前に沈黙も、交代後の八回に4点差を一気に逆転した。
途中出場のメンバーがいずれも躍動した。先頭の代打大和が二塁打で口火を切ると、宮崎の適時打などで1点差に詰め寄り、なおも1死二塁で5番ソトへの代打は楠本。
「終盤の大事な場面でクリーンアップの代打。相当の覚悟だった」という言葉を体現する二塁打で同点に追いつく。最後は七回からマスクをかぶった戸柱が執念の内野安打でひっくり返した。
お立ち台では戸柱が「大和さんから始まった。ナイスバッティングです」と感謝すれば、大和も「うれしかった。かわいい後輩が優しくしてくれている」と破顔。采配も的中した集中打に、石井チーフ打撃コーチは「(マシンガン打線に代わる)新しい名前を付けてほしい」と上機嫌だった。
(中西 悠)
DeNA、伝説のマシンガン打線ほうふつ 4点差一挙逆転
【横浜DeNA-西武】8回横浜DeNA1死二塁。同点の適時二塁打を放ち喜ぶ代打楠本=横浜(花輪 久写す) [写真番号:1162952]