横浜DeNAのムードメーカー、大田泰示外野手(32)がキャンプ地の沖縄県宜野湾市でインタビューに応じ、25年ぶりのセ・リーグ優勝を約束した。東海大相模高出身で日本ハムではスラッガーとしても活躍。昨季加入したベイスターズで自分の居場所をつかんだ熱い思いも語った。(聞き手・東 真一)
─第1クールを終えて。
「体は張っているが、自分のペースでやれている。去年は(新型コロナウイルスの)濃厚接触者になって出遅れたが、今年は初日から充実している」
─ベイで迎える2度目のキャンプだ。
「どうやって動いていけばいいか、頭の中に描きながらその通りにできている。しっかりと周りも見ながら」
─キャンプのテーマは。
「とにかく自分のパフォーマンスを開幕にしっかり合わせること。実戦で、しっかり結果も残さないといけない。時間をかけてじっくり体を仕上げたい」
─すっかりチームに溶け込んでいる。
「若い選手が多い。声を出すということが分からないというか、時代じゃないところもある。柴田、クワ(桑原)、戸柱だったりが盛り上げてくれている。いい声を出して、活気あるグラウンド、活気あるゲームをしていきたい」
─時代じゃないとは。
DeNA大田「適材適所でいい働きを」 優勝と恩返し誓う
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15年目の今季へ調整する大田=アトムホームスタジアム宜野湾(花輪 久写す) [写真番号:1138689]
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守備練習に励む大田 [写真番号:1138690]