
エース、継承へ-。横浜DeNAの大貫晋一投手(28)は昨季、プロ4年目で自己最多となる11勝を挙げてチームの2位躍進に大きく貢献した。2桁勝利をマークしたのは自身2度目。球団の右投手でシーズン10勝以上を複数回達成したのは、長きにわたってベイスターズを支えた三浦大輔監督(49)以来のことだ。
エースとは何か。ルーキー時代から大貫を知る指揮官と、かつての横浜スタジアムで「ハマの番長」に声援を送っていた右腕が語り合った。(聞き手・中西悠、真野太樹、写真・立石祐志)

-新年あけましておめでとうございます。正月はどう過ごしているか。
三浦 毎年、家族で過ごして初詣へ。若い頃は地元の奈良に帰省していたけど、最近は鎌倉とか川崎とかいろいろと行っている。
大貫 僕は実家に帰って家族と過ごして、その後は家から近い出身の日体大で練習をするようにしています。
三浦 元日から練習しているの?
DeNA大貫晋一と三浦監督 「右のエース」継承へ条件は
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三浦大輔監督 [写真番号:1131664]
大貫晋一投手 [写真番号:1131666]
【写真左】入団直後の2019年4月、当時投手コーチだった三浦監督に戸惑いの表情を見せた大貫【同右】22年6月の大貫。監督の目にはどう映っただろうか [写真番号:1131698]
自己最多11勝目を挙げ笑顔の横浜DeNA・大貫=22年9月18日、東京ドーム [写真番号:1131728]