
中日からトレードで、横浜DeNAに入団が決まった京田陽太内野手(28)=184センチ、90キロ、右投げ左打ち=が5日、横浜市中区の球団事務所で記者会見に臨んだ。「声をかけていただき、感謝の気持ちでいっぱい。ベイスターズの一員として本当に楽しみ」と意気込んだ。
年俸は5千万円。背番号は、昨年8月に27歳の若さで亡くなった木下雄介さんが中日でつけた98を選んだ。
石川県出身の京田は日大から2017年にドラフト2位で中日に入団。球団の新人新記録となる149安打を放ち、新人王を獲得するなど1年目から遊撃のレギュラーとして活躍した。
一方で、今季は不調から5月上旬に登録抹消されるなど自己ワーストの43試合出場にとどまり、打率も1割7分2厘と低迷。11月18日に砂田毅樹投手(27)とのトレードが発表されていた。(金額は推定)
トレードを前向きに
どこか吹っ切れた笑顔が再出発を印象づけた。「目標は遊撃で143試合にレギュラーで出場すること。野球選手である以上、試合に出ないと意味がない」。京田は青色のピンストライプに袖を通し、感謝と覚悟の思いをにじませた。
DeNA移籍の京田が入団会見 「声かけてもらい感謝」
タオルを手に撮影に撮影に応じる京田=横浜市中区の球団事務所 [写真番号:1127249]
萩原チーム統括本部部長(左)とポーズを取って記念撮影する京田=横浜市中区の球団事務所 [写真番号:1127250]
タオルを手に笑顔を見せる京田=横浜市中区の球団事務所 [写真番号:1127251]