8日に横浜スタジアムで行われたプロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦。横浜DeNAベイスターズは阪神に競り負けた。早くも崖っぷちに追い込まれたが、2017年の日本シリーズ進出に貢献したOBの須田幸太さん(36)は「良い要素もたくさんあった。下を向いている時間はない」とエールを送った。
この日は、3季ぶりにCS進出を果たした球団のイベントにゲスト出演した須田さん。試合前のステージでのトークや解説でファンを盛り上げた。「投手陣はシーズンと同じように安定していた。打てなかった桑原や楠本、森がやり返すしかない」。脳裏に浮かぶのは、セ・リーグで3位チームが初めて日本シリーズに進出した17年の快進撃だ。
あの時もファーストステージ初戦で阪神に零封負けを食らった。当時のラミレス監督は「あしたはまた違う結果になるさ」と説き、キャプテンの筒香嘉智も「終わったことは何を言っても仕方がない」とロッカールームで鼓舞した。
17年と似た状況 逆転への鍵は
DeNA OB須田さんもエール「下向いている時間ない」
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反撃に向けてチームにエールを送った横浜DeNAベイスターズOBの須田さん=横浜スタジアム [写真番号:1116394]