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8月21日・広島戦
DeNA京山、プロ1号で自ら援護 先発として今季初勝利

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2022年8月21日(日) 23:48

横浜DeNA3-0広島

2回横浜DeNA2死。京山が左翼スタンドにプロ初アーチとなるソロ本塁打を放つ=横浜(立石 祐志写す)

 持ち前のポーカーフェースはどこか吹っ切れたように見えた。京山は今季7度目の先発登板で6回⅓を無失点に抑えて2勝目。先発としては昨年8月27日以来の白星に「本当に勝てて良かった」と胸をなで下ろした。

 初回から150キロに迫る直球を打者の懐に投げ込んでのけぞらせ、あざ笑うかのようなスライダーやカットボールで翻弄(ほんろう)した。五回2死から連打で二、三塁のピンチを招いたが、「ミットを目がけて腕を振って投げた」と羽月を左飛に沈めた。

 輝いたのはマウンドだけではない。二回には左翼スタンドにプロ初本塁打をたたき込んで自らを援護。球団の投手では2018年のウィーランド、日本人に限れば16年の山口(巨人)以来の一発となり、今夏の甲子園を沸かせた母校・近江の後輩山田に負けない二刀流の活躍だった。

 リリーフに回った7月中旬以降は「与えられたポジションで結果を残さないとと思いつつ、先発をやりたいな」と思いを内に秘めて回またぎで奮闘し、チャンスを待った右腕。逆転優勝への重要なピースに名乗りを上げた。(藤江 広祐)

5回2死二、三塁のピンチを切り抜け、タッチする京山(右)と伊藤の横浜DeNAバッテリー=横浜(立石 祐志写す)
 
 
 
 

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