
横浜DeNAのドラフト1位新人、小園健太投手(19)が4日、横須賀スタジアムで行われたイースタン・リーグ楽天戦でプロ入り後初めて実戦登板を果たした。5番手として七回1イニングを投げ、11球で三者凡退に打ち取った。最速は147キロだった。
映像で投球を確認したという三浦監督は、「内容どうこうではなく、ファームとはいえプロの公式戦にデビューできたことが良かった。次のステージに上がったと思う」と話した。
小園は市和歌山高から入団し、春季キャンプで1軍入り。新型コロナウイルスの濃厚接触者疑いで出遅れたが、ブルペンに2度入り、武器である力強い直球でアピールした。キャンプ終了後はファームに合流。球団の育成方針に沿ってトレーニングを積み、フォーム固めに注力してきた。
3人シャットアウト 堂々デビュー
堂々のデビューだ。ドラフト1位ルーキーの小園が実戦初登板を果たし、打者3人をシャットアウト。「マウンドに上がるまでは緊張していたが、リリーフの皆さんが励ましてくれたので気持ち良く投げられた」と初々しく振り返った。
DeNAドラ1小園が実戦初登板、2軍で1回無失点
2軍の楽天戦で実戦初登板したDeNA・小園=横須賀(球団提供) [写真番号:1104733]
プロ初の実戦登板を三者凡退で終えた横浜DeNAの小園=横須賀スタジアム [写真番号:1104636]