6年ぶりの最下位に終わった2021年シーズンを、選手の「VOICE」で振り返る。
昨年10月に左肩を手術した横浜DeNAの今永昇太投手(28)は5月下旬から1軍に合流して19試合に先発。チームトップの120回を投げ、5勝5敗、防御率3・08と復活のシーズンとなった。それでも、来季7年目を迎えるエースは「もっとチームを引っ張らないといけなかった」と納得はしていない。(構成・小林 剛)
─チームの黒星がかさんでいた時期に復帰。難しかったのでは。
「チームをいい状態にできればいいと思っていたが、結果として5勝5敗。なかなか勝ちに貢献できなかった。自分が登板した19試合でチームの成績も7勝8敗4分け。12回も勝てなかったら、そうなってしまう」
─三浦監督になって、去年との違いは。