横浜スタジアムで20日に予定されていた横浜DeNA─中日11回戦は雨天中止となった。昨秋に左肩の手術を受けた今永は、昨年8月15日のヤクルト戦(横浜)以来の登板が延期になった。
21日のヤクルト戦(神宮)にスライドせず、あらためて登板日を決めるという。三浦監督は「きょう(20日)に向けてしっかり調整してくれたが、仕切り直し。経験があるので、次に合わせてくれると思う」と語った。
一方、本人は「梅雨の時期なので、皆さん、日本の四季を楽しんでいただけたら」とさばさばした様子。昨季限りでユニホームを脱いだ石川雄洋氏の引退セレモニーも雨で流れたことに関しては「石川さんと試合前に話をして、肩の心配もしてもらった。何とか試合をしたかったが、次の登板で良い報告ができるようにしたい」と話した。
(小林 剛)
石川氏の引退セレモニーも中止
20日の中日戦(横浜)前に予定されていた石川雄洋氏の引退セレモニーも中止となった。球場にはかつてのチームメートである巨人の村田コーチや、楽天の藤田から花束が届き、コンコースには16年間在籍した功労者をねぎらうポスターが張られていた。
石川氏は球団を通じて「セレモニーへ向けてスピーチなど準備していたが、雨のため流れてしまいとても残念。また、ファンの皆さんとどこかでお会いできることを期待したい」とコメントした。
球団は引退セレモニーの今後の開催の可否について、公式ホームページで報告する。
ベイスターズ今永、スライド登板せず「次に良い報告したい」
先発に備えて調整する横浜DeNA・今永。この後、中止が決まった=横浜 [写真番号:627950]
試合前の練習を終え、引き揚げる横浜DeNA・三浦監督=横浜(花輪 久写す) [写真番号:627951]
二日連続の雨天中止で悲しむベイスターズのキャラクター。わざわざカメラマンサービスで来てくれました=横浜(花輪 久写す) [写真番号:627953]