
昨年10月に左肩の手術を受け、リハビリを続けていた横浜DeNAの今永昇太投手(27)が17日、横浜スタジアムでの先発投手陣の練習に参加し、約9カ月ぶりに1軍へ合流した。
軽めのジョギングやキャッチボールなどで汗を流したサウスポーは、20日の中日戦(横浜)で先発するとみられる。昨年8月15日のヤクルト戦(横浜)以来となるマウンドに向け「手術をする前よりもしっかりとパワーアップして、ここにいられるようにやってきたので特別な気持ちはない」とうなずいた。
チームは最下位に低迷するだけに、エースの復帰は大きい。練習を見守った川村投手コーチは「満を持して帰ってきた。僕らも待っていましたという感じ。彼は投手陣全体のリーダー。周りに与える心理的な影響は大きい」と期待を込めた。
今永は2軍で5試合に登板し、3勝1敗、防御率1・32。ここ2試合は中6日で先発し調整のペースを上げていた。
【一問一答】「恩は結果で返す」
DeNA今永1軍合流、20日の中日戦先発【一問一答あり】
昨年8月以来の本拠地でキャッチボールする今永=横浜 [写真番号:624074]
昨年8月以来の本拠地での練習で汗を流す横浜DeNA・今永(左)=横浜 [写真番号:624190]
大貫とキャッチボールする今永(手前)=横浜 [写真番号:624198]