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【岡村社長のY Talk】次の20年へ「横浜一心」

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2021年4月20日(火) 05:00

これからも横浜スタジアムで週2回ほど働くというディー・エヌ・エーの岡村社長

 約4年半にわたり球団トップとして辣腕(らつわん)を振るった岡村信悟社長(51)が1日付で、親会社のディー・エヌ・エー(DeNA)の代表取締役社長兼執行役員最高経営責任者(CEO)に就任した。

 球団と本拠地の一体経営を推し進めて東京五輪の主会場となる横浜スタジアムの大規模改修を実現させ、2軍施設「DOCK」や選手寮を整備。「横浜スポーツタウン構想」を掲げて新たな街づくりに尽力してきた。今後の展望や後任の木村洋太新社長(38)ら若手にバトンを託した思いを聞いた。

 横浜のファンや、神奈川に住む皆さんに感謝したい。2017年には日本シリーズに進出し、19年の観客数は228万人という史上最高の動員となった。ただ、リーグ優勝を果たすことはできず、まだまだ恩返しは足りていない。自分がDeNAの社長になることは、いかにスポーツ事業を重視し、かつ横浜、神奈川を大事にしているか。引き続き、素晴らしい体験を届けられるように注力したい。

2019年シーズンには本拠地で初めてクライマックスシリーズ(CS)を開催。左翼側スタンドの「ウィング席」はまだ工事中だった=2019年10月、横浜

 横浜スタジアムの会長は続けていくので、週2回はかつて鶴岡博さんもいたこの部屋で仕事をしていく。横浜市庁舎跡地の複合商業施設がオープンする25年に向け、横浜という神奈川の中心地を大切にしたいし、バスケットボールの川崎、サッカーの相模原、DOCKのある横須賀と、相模の国造りというイメージで取り組んでいきたい。

 横浜スタジアムの増改築を終え、将来の子どもたちに大きな財産を残せたと思っている。よくコンコースを歩いているが、横浜公園の桜やチューリップとともに、横浜に新しい風景をつくることができた。

 19年ぶりに日本シリーズを経験して、球場や球団の職員がどれだけ一体となれたか。自分の経営者としての実力ではなく、人材も加速度的に育っていった。昨年はコロナ禍で観客動員が約47万人にとどまり、危機にも直面したが、DeNAのグループ全体で乗り越えていくことを約束したい。回復するまでに数年かかるかもしれないが、そこをしっかり耐え抜く力も付いてきている。木村をはじめ、若い力の創意工夫にも可能性があり、球団も10周年という節目のシーズンで気持ちを新たに、次の20年に向けて「横浜一心」でやっていきたい。

 リアルとバーチャルの融合を進める中では、その周辺でコミュニティーをつくっていく。それはスクールやイベント、グッズ以外に、オンライン上などでファンが関われる場面をたくさん用意すること。ファンであることによってもたらされる人生の経験を多くしたい。

 その歴史を紡いでいくことが、チーム、地域への愛、親から子、恋人へと伝えられ、地域や家族の記録となり、文化に育っていく。このスタジアムの一室から仕事をしながら、縁を持った横浜、神奈川の皆さんが彩り豊かな人生を送れるように貢献したい。それが企業の目標となる。(聞き手・小林 剛)

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