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4月4日・広島戦
三浦監督、トンネル抜けた「一つ勝つのがこれほど大変かと」

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2021年4月5日(月) 06:00

ウイニングボールを渡され、笑顔を見せる三浦監督=横浜

 ようやくトンネルを抜けた。「長かった。一つ勝つのがこれほど大変なのかと」。三浦新監督は開幕9戦目で初勝利。歓喜の拍手に「ちょっと、柄にもなくうれしかった」。その目は潤んでいるように見えた。

 3─1。掲げてきた「守り勝つ野球」が実った。「コーチからの進言があったから」と今季初スタメンに起用した神里が先制アーチ。五回には代打宮本が四球で出塁すると、チーム初盗塁に成功した。

 ルーキー牧もリーグ単独トップの10打点目となる適時打。好投した阪口の後は4投手がリードを死守した。「全員でつかんだ1勝。まだ一つだけど、ほっとしている」と声を弾ませた。

今期初のお立ち台に立った(左から)阪口、神里、牧の3選手=横浜(立石 祐志写す)

 スタートダッシュを狙うも初戦で巨人にサヨナラ負けし、つまずいた。外国人選手の不在も影響し、引き分けを挟んで球団ワーストタイの開幕6連敗。「勝てないのは監督の責任。申し訳ない」と繰り返した。帰宅しても「寝たり起きたり。熟睡できなかった」という。

 現役時代も苦難の連続だった。横浜一筋に25年間プレー。ドラフト6位指名から通算172勝を積み上げ、「万年Bクラス」と揶揄(やゆ)されたチームを支えた。

 2005年の開幕ゲームでは1人で投げ抜くも、サヨナラ満塁本塁打を被弾。苦い記憶をバネに同年、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを獲得した。「いつも最後まで投げる気持ちでいる」。道のりは険しくとも、反骨心を失わなかった。

 桜が舞い散る4月、ハマスタに笑顔が咲いた。「うちは全員で戦っていくしかない。この勢いを続けていく」。シーズンは始まったばかり。逆境をはね返すのは得意とするところだ。(松村 祐介)

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