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ベイスターズ・アナザーストーリー
「公立の星」今は球団職員 古村徹さん、魅力伝えて恩返し

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2021年3月23日(火) 07:00

 プロ野球で「2度目の引退」を決めたサウスポーが、新たな道を歩み出している。昨季限りで横浜DeNAを戦力外となった古村徹さん(27)。今年1月から球団職員として野球振興のための仕事に携わっている。「みんなが無理と言っても可能性がゼロじゃない限り、諦める必要はない」。公立高から2度もプロ入りした自身の経験を胸に、子どもらにスポーツの楽しさを伝えている。

腹筋する子どもを優しく見守る古村さん

 「こないだやったことは覚えている? 一緒に体を動かしてみよう」

 3月上旬、川崎市川崎区の富士通スタジアム川崎で、古村さんの優しい声が聞こえてきた。

 4、5歳を対象にした球団主催の野球スクールで、にこやかな表情を浮かべながら子どもたちに体操を教えていた。「とにかく興味を持たせることが一番。もっと打ちたい、投げたいと言われることが今はうれしい」

 地元の茅ケ崎西浜高から2012年にドラフト8位で入団。「公立の星」と期待されたが、左肩の故障などに苦しみ、3年間で登板は2軍戦の1度だけだった。

 14年シーズンに引退した後、復帰を夢見て16年から3年間独立リーグでプレー。テスト入団で19年に再びベイスターズに加入した。

 しかし、2度目の挑戦も、左肘痛などの影響で満足なピッチングができない。昨年12月の12球団合同トライアウトでも声は掛からなかった。通算5シーズン在籍し、憧れだった1軍のマウンドには届かなかった。

 「どうしたって悔いは残る。でも、ビッグマウスと言われても、やってみないと分からない。そういうことに挑戦した意味はあると思う」

 野球への恩返しの思いを込め、打診されていた球団職員という道を選んだ。野球振興・スクール事業部に身を置き、仕事に励む中で新たな夢も膨らんでいる。「野球をもっと多くの子どもに知ってもらいたい。職員という道で毎日学びながら、いずれはラジオやテレビに出演したり、文章を書いたりして、いろんなことにチャレンジしたい」

 現在、小学生向けのドッジボールイベントを企画中。より面白くするプランを練っている。(小林 剛)

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