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契約更改
来季の正捕手は? 戸柱、960万円増 伊藤は現状維持

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2020年12月9日(水) 05:00

 横浜DeNAの戸柱恭孝捕手(30)、伊藤光捕手(31)、中井大介内野手(31)が8日、横浜スタジアムで契約更改交渉に臨んだ。

 捕手陣最多の96試合に出場した戸柱は960万円アップの4160万円で更改。盗塁阻止率はリーグ2位で、打撃でも3年ぶりの2桁となる23打点をマークするなど勝負強かった。

 伊藤光は総額4億5千万円で結んだ4年契約の2年目となる来季へ、現状維持の1億1250万円でサイン。中井は420万円増の2520万円で更改した。(金額は推定)

盗塁阻止率、大幅向上 オフは課題の打撃強化

契約更改交渉を終え、色紙を手にポーズをとるDeNA・戸柱=8日、横浜スタジアム(代表撮影)

 30%アップの提示額が、控えに甘んじた苦い過去を拭った証しだ。戸柱は「去年までの2年間は1軍に貢献できなかったが、ことしは戦力になれた」と声を弾ませた。

 シーズン序盤に伊藤光から正捕手の座を奪い、かぶった先発マスクは71試合。2年目大貫とは17試合でバッテリーを組み、チーム最多勝の活躍を引き出した。ルーキー坂本の初勝利も演出し「若いピッチャーが頑張っていい結果になった。手助けができたのかな」と喜びを語った。

 
 

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