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細川、阪口、森… 若手が台頭 期待の星 夢つかめ

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2020年11月3日(火) 05:00

研さん積み推進力に

4年目 細川(左上)、1年目 森(左下)、3年目 阪口(右)

 10月27日から横浜スタジアムで行われた6連戦では、期待の若手が結果を出した。3年目の阪口皓亮投手(21)は初勝利こそ逃したが、今季3度目の先発で好投。4年目細川成也外野手(22)は今季1号を放ち、ゴールデンルーキー森敬斗内野手(18)も鮮烈デビューを飾るなど、新たな力の台頭を感じさせた。

 「この投球ができれば1軍のレベルでも十分やっていけるだろう」。11月1日の阪神戦後、ラミレス監督が太鼓判を押したのが阪口だった。2軍では4勝1敗で最高勝率のタイトルを獲得した右腕は、8月以来の1軍マウンドで5回1失点。過去2試合に見られた立ち上がりの悪さは消え、150キロ超の直球を軸に内外角を投げ分けた。

 1点差に迫られた五回1死満塁のピンチも併殺打で切り抜けた。指揮官は「能力は前から高かったが、(課題の)自制心も身に付いてきた。時間はかかったが、いいピッチングができるようになった」と絶賛した。

 入団以来、「ポスト筒香」と称されてきた細川も、同じ日に左翼スタンド最上段の看板を直撃する推定飛距離132メートルの一発を放った。2軍では最多本塁打、最多打点、最高出塁率の3冠を達成。その自信が好結果を生んでいる。

 10月27日の巨人戦でプロ初出場を果たしたドラフト1位の森も実力とスター性を示した。初打席で150キロ中盤の快速球を逆方向に打ち返し、外野の頭を軽々と越す二塁打をマーク。初スタメンの同31日は無安打に終わり、「悔しかった」と奮起を誓う。

 出場登録はされてはいないが、1軍経験のない2年目知野や新人田部も練習に合流。ハイレベルな先輩たちのプレーを目に焼き付け、首脳陣のアドバイスに耳を傾けた。若きナインの飛躍が来季、チームの推進力となる。

 
 

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