
ぴかぴかの球場ではつらつプレー─。川崎市内の頂点を決める市中学校総合体育大会の軟式野球決勝が4日、リニューアルオープンを控えた同市中原区の等々力球場で行われた。新型コロナウイルス感染症の影響で多くの催しが中止となる中で開催された市独自の大会。選手たちは伸び伸びと白球を追った。
市は、同球場の老朽化に伴って2016年から改築工事を実施。人工芝のフィールドは両翼100メートル、センター122メートルと県内最大を誇り、ほぼ倍増となる約9300人収容可能な新球場が完成した。
試合は、オープン前にコロナ禍で部活動が制限される中でも頑張っている中学生を応援しようと実現したもので、準決勝2試合と決勝が同日行われた。
市立大師中と市立西中原中との決勝は、息詰まる投手戦の末、2─0で大師中が勝利。