陸上の日本選手権最終日は3日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムなどで行われ、県勢は女子400メートル障害決勝でイブラヒム愛紗(札幌国際大、磯子高出身)が56秒50で初優勝を飾った。
男子110メートル障害の泉谷駿介(順大、武相高出身)が決勝で13秒48をマークし、3位に入った。同800メートルの松本純弥(法大、法政二高出身)は3位、薄田健太郎(筑波大、希望ケ丘高出身)は5位入賞。女子200メートルの高島咲季(青学大、相洋高出身)は8位だった。
このほか、男子110メートル障害は金井大旺(ミズノ)が13秒36、女子100メートル障害は青木益未(七十七銀行)が13秒02と、ともに大会タイ記録で2年ぶりに優勝した。男子は高山峻野(ゼンリン)、女子は寺田明日香(パソナグループ)の日本記録保持者が2位。
男子走り高跳びは真野友博(九電工)が2メートル30で初優勝した。200メートルの男子は飯塚翔太(ミズノ)が20秒75で4度目の、女子は鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が23秒17で初めての優勝。
北の大地で開花 遅咲きの新女王
女子400障害、磯子高出身のイブラヒム 陸上日本選手権
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女子400メートル障害で優勝したイブラヒム愛紗(左)=デンカビッグスワンスタジアム [写真番号:365680]
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【男子110メートル障害決勝】13秒48で3位に入った泉谷 [写真番号:365681]
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【男子800メートル決勝】そろって入賞を飾った松本(右から2人目)と薄田(同3人目) [写真番号:365687]