各界を彩る神奈川県ゆかりの人物が、自ら半生を振り返る連載「わが人生」。成功に至る道程とそこで培われた人生観とともに、懐かしい生活風景や人生を翻弄した激動の世相も映し出しています。約半世紀にわたり神奈川新聞読者の皆さまに愛され、今なお色あせない「わが人生」企画。バックナンバーの中から厳選し、カナロコで復刻掲載します。第四弾は、元参議院議員の斎藤文夫さん。全64回。
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2016年4月28日掲載
私は本格的に観光振興に取り組み始めて以来、「川崎は文化不毛の地」という不名誉なレッテルを払拭(ふっしょく)し、「川崎に住んで誇りに思える街にしたい」と思い、そのためには、川崎を文化度の高い街にすることが大切だと考えました。
わが人生・斎藤文夫(42) 川崎を文化輝く街へ
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1924年の市制施行から80周年。「大川崎祭」の実行委員長を務め、各種イベントを通じて文化向上に奔走した筆者(右)と杉山信雄県議=2004年5月 [写真番号:856730]