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アプリ開発“最前線”
教室に行こう 県立川崎工科高校(川崎市中原区)

教育 | 神奈川新聞 | 2015年11月30日(月) 11:23

パソコンで作ったプログラムをスマホに移植
パソコンで作ったプログラムをスマホに移植

 10月19日のパソコン室、工業に関する専門学科(総合技術科)で情報メディアコースを選択した全ての3年生が学ぶ「情報メディア実習」の授業。動画作成やスマートフォンのアプリ製作などの実習を通して、情報メディアの技術や論理的に考える力を身に付けることが目的だ。

 今回は、アプリ(スマートフォンで使うソフトウエア)のプログラム作りに挑戦。パソコンでプログラムを組んで、スマホ用に変換して移植、スマホ上でちゃんと動けば合格だ。お題は“図形を描く”。

 まず、教員が「背景の色を変える」「円を描く」というプログラムの書き方を説明、生徒が操作するパソコン脇の画面に具体例が表示される。

 「プログラムの作成が終わったら、変換してスマホにインストールして。それから実行してみよう」

 生徒は、自分の手掛けたプログラムがスマホで正常に動くかどうかを確認する。


ちゃんとできたかな? それぞれのスマホでアプリの働き具合を確かめる
ちゃんとできたかな? それぞれのスマホでアプリの働き具合を確かめる

「先生、表示できた!」という生徒がいる一方、

「あれ? エラーって表示が出たけど、どこが間違っているのだろう?」と困っている生徒も。

「そのプログラム、円を描く情報が足らないよ」と、すかさず隣の生徒がアドバイス。

「円を描くためには、半径のほかにどんな情報が必要かな?」と教員からも声がかかる。

「中心の座標を忘れてた」と生徒が答え、早速プログラムを修正、「あっ直った!」とうれしそうな生徒。

 このような試行錯誤を通してアプリ開発の楽しさを知り、生徒は着実に論理的思考力を高めていく。

 日常の利用者としての便利なアプリ探しから一歩進んで、自分たちならどんなアプリを作りたいか、そんな会話が聞こえるようになってきた。

 与えられる立場から、生み出す立場に。創造の楽しさを生徒たちは感じ始めている。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/

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