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心と体で感じる音楽
教室に行こう 横須賀市立公郷小学校

教室に行こう | 神奈川新聞 | 2015年9月7日(月) 11:48

クラシックの名曲を体中で感じて指揮にチャレンジ
クラシックの名曲を体中で感じて指揮にチャレンジ

 7月、音楽室に6年2組32人がやってきた。この学校の音楽室は机も椅子もない、自由なスペースだ。まずはウオーミングアップ。先生がピアノで「貨物列車」を弾くと、あちこちでじゃんけんが始まった。負けたら、勝った子の後ろに並んで、歌いながら歩く決まりだ。伴奏に合わせて歌のテンポも歩くスピードも変わる。伴奏が長調から短調に転じ、遅くなったので、ゆっくりバックする。

 全員が“1本の列車”になったところで曲は「マイムマイム」になり、一つの輪になった。次に曲が変わると今度はあっという間に合唱隊形に。にぎやかな音楽室が一転、伸びやかで澄みきった明るい歌声が響く。


まずは体をほぐして、心をほぐして
まずは体をほぐして、心をほぐして

 心と体がリラックスしたところで、いよいよ今日の本題。

 「この前の時間に聴いたブラームス作曲『ハンガリー舞曲第5番』をもう一度聴きます」と先生。「やったー」の歓声。ばらばらに「らーららーら」と口ずさみ始めた旋律がいつのまにかそろい、皆で歌いだした。

 「よく覚えていたね! 通して聴くから、曲の調子が変わったら手を挙げてね」

 先生がCDをかける。真っ先に手を挙げる子。何げなくリズムをとる子。旋律の流れにそって体を揺れ動かしている子。3分弱の演奏が終わった。「何で変わったって感じたの?」と先生が聞くと、

 「急ブレーキをかけたみたいだった」「弱くなったところに、急に強くなって驚いた」「メロディーが明るくなったり、悲しくなったりした」と、口々に応える。

 「じゃあ、次はこの曲の指揮者になって!」

 再び音楽が流れ、みんな夢中になって指揮をする。無意識に曲の特徴を感じ取って、心や体が表現しているのだ。

 授業終了の鐘がなった。

 「あぁ、楽しかった!」

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/

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