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病院実習で得るもの
教室に行こう 県立二俣川看護福祉高校(横浜市旭区)

教育 | 神奈川新聞 | 2015年7月6日(月) 09:53

1年次に行われる県立がんセンターでの見学実習風景
1年次に行われる県立がんセンターでの見学実習風景

 6月12日、看護科2年1組の生徒は病院実習の振り返りを行った。9日から4日間をそれぞれの実習先で過ごした得難い経験から、気付きや思いを語る。鶴巻温泉病院で実習をした19人の言葉を紹介する。

 朝の打ち合わせの場に看護師や介護福祉士、作業療法士などいろいろな立場の人がいた。

 「チーム医療が大切だとよく分かった」
 「将来、福祉科にいる友達と同じ職場で働くかもしれないと思った。楽しみだ」

 看護科も福祉科もそれぞれの現場で1年次は見学、2年次は実習と経験を重ねる。学校でしっかり基礎を学んでいるとはいえ、人間の尊厳を筆頭に、現場で初めて実感、納得することも多い。

 「気管カニューレ※ の交換をするとき、患者さんはつらそうだった。看護師さんから『延命治療のために必要なこと』と聞き、看護の世界の厳しさも見た」
 「体位変換※ で体の重みを感じた。学校のときとは違った」
 「アロママッサージをしたときに、患者さんの体温を感じた」

 実際に生身の患者と接することで得るものは多く、自身の将来も思い描くようになる。

 「退院を見送ることができてとてもうれしかった」
 「分かりやすい言い回しや、視線を合わせて笑顔で話すことを心がけた」
 「一人一人の状態に合ったケアをすることが大切なので、さらに知識を身に付け、臨機応変に対応できる看護師になりたい」

 素直な感想が続く。

 最終日の振り返りには、指導にあたった実習先の看護師らも立ち会う。その人たちからは
「高齢者にも回復していく力があることに気付いてもらえた。寄り添う力の大切さを感じてもらえた」「これからも自分におごることなく看護師めざして頑張っていってほしい」と、温かい言葉が贈られた。


「基礎看護」授業でベッドメーキングを学ぶ。校内での学びが現場実習で試される
「基礎看護」授業でベッドメーキングを学ぶ。校内での学びが現場実習で試される


 ※気管カニューレ 気管切開時に挿入する管。

 ※体位変換 からだの位置、姿勢を変えること。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/

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