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海老名市立今泉小学校(海老名市上今泉)
教育 | 神奈川新聞 | 2018年9月4日(火) 17:44
体を使い表現しよう
動作を表す英語表現に慣れ親しむ
小学校特別支援学級「しいのみ級」の外国語活動の授業。小学校1年生から5年生までの児童たちの授業だ。
先生が“How are you?”と、今日の調子などについて英語で尋ねる。
“I'm fine thank you. And you?”と、みんなも一緒に大きな声で応え、先生に聞き返す。児童らの笑顔が英語の授業を楽しみにしていることを物語る。受けとめた先生もジェスチャーや表情を加えながら表現豊かにコミュニケーションを取る。
今日の目当ては「動作を表す英語表現に慣れ親しむ」ことだ。曲に合わせて英語の歌を歌い始める。
“Sit down. Stand up. Jump. Spin around.”児童たちはリズムに合わせて、動作を付けながら一緒に歌う。
次は、‘Listen & Try’という活動だ。まず、児童の中から代表として、一人ずつ交代でみんなの前に出てくる。
“Jump.”と、代表の児童が叫んだ。すると、みんなでその場で跳びはねる。
“Spin around.”
一緒にその場で1回転。英語で発音しながら実際に体を使って、楽しそうに表現していく。
そして、代表児童の順番が終わると、「せーの」の声が自然と掛かる。
“Good job.(よくできました)”
みんなで声を合わせた大きな声だ。上手に表現できたことを互いに認め合う。自然と拍手が起こり、みんな笑顔になる。そして、次は自分が代表になって表現したいと、みんなが手を挙げる。
児童同士、児童と先生・外国語指導助手(ALT)が、英語で伝え合うこと、理解し合うことを楽しんでいる。コミュニケーションの楽しさ、人と関わることの喜びを感じながら、一人一人の児童がますます輝く。
さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート
神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/