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教室に行こう
愛川町立半原小学校(愛川町半原)

教育 | 神奈川新聞 | 2021年11月8日(月) 15:00

学び方は自分で選ぶ
どこで、どのように、何を使って?

自分で選んだ場所、方法で学ぶ

 「一人で?」「友達と?」「先生と?」。3年生の算数の授業の冒頭、先生は、今日の目当て「10倍した数をさらに10倍していくと、どうなるか考えよう」を説明した後、児童一人一人が選んだ学び方を確認する。続けて「もっと進みたいなら、ドリルに挑戦してもいいよ」「一人で学んでいても、途中で困ったら先生や友達の所に行っていいよ」と話す。児童は、どこで学ぶかも自分で考え、教室や廊下、空き教室などに移動して、それぞれの学びが始まる。

 半原小では、「すべての児童が楽しく学べる学校」をテーマにインクルーシブ教育を推進し、全職員で今までの授業の「当たり前」を問い直し、情報通信技術(ICT)を活用した授業改善に取り組んでいる。「児童は多様であるから、学習の仕方も違うはず。これまでの授業は、学び方を限定しすぎていないだろうか」と考え、どこで、どのように、何を使って学習するかを児童が選ぶ授業を実践している。

先生は一人一人の学びを支援

 「10倍の10倍って、20倍?」「これをみると0が1個増えているよ」「あ、そうか」。目当てについて、一人で学習する児童もいれば、活発に話し合って学ぶ児童たちもいる。先生は、タブレットで全員の進度を確認し、見取りに力をいれている。困っていそうな児童をさりげなくフォローしてまわり、全ての児童への配慮を欠かさない。

 授業の終わりには、全員が教室に戻り、目当てが達成できたか、という視点でタブレットに振り返りを入力する。入力方法もローマ字、手書きなど児童によっていろいろ。ここでもさまざまな方法から自分に合ったものを選び、授業で分かったことを自分の言葉で表現していく。先生は、授業を児童とともにつくりあげていこうという意識があり、「今日の授業はどうだった?」と聞くことも忘れない。

 自分に合った学び方を選択できることで、主体的に学ぶ姿勢が磨かれている。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート 神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3p/seitosidou/hanii.html

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