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教室に行こう
県立藤沢西高校(藤沢市大庭)

教育 | 神奈川新聞 | 2021年9月6日(月) 15:00

課題解決の道筋学ぶ
生徒同士で気付きを共有し教員交え議論

隣の生徒に声を掛け話し合う

 「この現象、ヘスの法則に当てはまりそうにないな」「この物質は中和されるはずなのになぜだろう」。3年生「化学」の授業の一場面だ。熱化学の単元で、「ヘスの法則」が成り立つことを論理的に説明する課題に取り組んだ。授業では教師からの解説は最小限にとどめ、生徒自らが疑問を持ち、互いに声を掛け合うことを大事にしている。課題への取り組みは個人から始め、ペア、そしてグループへと展開する。課題の中に気付いてほしいことを盛り込み、生徒同士で気付きを共有することで自然に話し合いが始まり、課題解決の道筋を学んでいく。

 授業中の気付きが増えると生徒の発言が増え、教員を交えて議論が始まる。「生じた疑問や仮説を確かめるために実験を行ってみたが、理論上の結果とは異なった」。生徒は実験が失敗したのではないかと残念がることもあるが、そこからまた新たな探究が始まる。仮説、実験結果のどちらが間違っているのか話し合い、実験を繰り返す。仮説を証明できた時には、成果を実感することで満足そうな表情を浮かべる。

課題解決へ気付きを共有する

 藤沢西高校は、県の「総合的な探究の時間」に係る研究指定校である。ゼミ形式による主体的な学習や各教科の授業で、主体的な気付きを大切に、自ら課題を発見し解決する過程を大事にしている。

 教師が仕掛けを用意し、生徒に主体的に活動させることが、生徒の課題解決力を育成し、生徒の自信につながる。また「放課後授業」として、希望者の主体的な学びの場を設けている。日々の授業で学んだ知識を生かし、体験を通した気付きの場となっている。参加した生徒からは積極的に意見や要望が出され、振り返る力や検証する力が芽生えている。卒業後の進路に向けた意識を高める場にもなっている。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート 神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3p/seitosidou/hanii.html

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