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教室に行こう
県立保土ケ谷養護学校横浜平沼分教室(横浜市西区)

教育 | 神奈川新聞 | 2021年8月30日(月) 15:00

社会参加へ校内実習
報告・連絡・相談を大切に仲間らと協働

スタンプ位置を慎重に合わせる生徒

 「おはようございます」。作業服に着替えた生徒たちが、朝礼で元気に声をそろえる。県立保土ケ谷養護学校横浜平沼分教室(高等部)での、校内実習の一日が始まる。

 卒業後の自立と社会参加に向けて、働くために必要なことを学ぶ校内実習。6月の3週間、学校近隣の企業や福祉事業所などからの依頼を受けた実習に取り組む。

 依頼通りに仕事を仕上げることはもちろん、取り組む姿勢や、社会人としての態度も学ぶ機会だ。

 午前中は、近隣の企業などからの受注作業。生徒たちは、一枚一枚緊張しながらチラシへのスタンプ押しや丁合に取り組む。「ちょっと曲がってしまいました。次、気を付けます」と、報告・連絡・相談を大切にしている。

 出来上がると「ご依頼の○○が出来ましたので、届けに来ました」と、報告のメモを確認しながら納品する。

アジサイの剪定作業。枯れた枝だけを切る

 午後は、横浜平沼高校の校舎周辺の、アジサイの剪定(せんてい)作業。大きい株を二人で切る時は「僕はこちら側を切ります」と声を掛け合う。

 高校の学校技能員から「ありがとう」「助かるよ」と声を掛けられ、生徒たちは一層仕事に励む。

 終礼では、一日を振り返る。「剪定は力が必要でした」「仲間と声を掛け合い協力しました」などと報告する。

 コロナ禍以前は、近隣の高齢者介護施設や銭湯、バス営業所などの人たちと一緒に仕事をした。そうすることで、働く喜びや地域社会への貢献を実感することもできた。

 本年度は校内での作業が中心だが、生徒たちは、担任や学校技能員、仲間と協働する。少しでも地域や人の役に立てるよう、将来の職業生活に向けて、今日も実習に励んでいる。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート 神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3p/seitosidou/hanii.html

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