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教室に行こう
愛川町立中津第二小学校(愛川町春日台)

教室に行こう | 神奈川新聞 | 2021年7月26日(月) 15:00

全校で「未来の授業」
世界的課題を身近なテーマに引き寄せて

特殊な地球儀を、タブレット端末の専用アプリで読み取る

 5月28日、中津第二小学校の5年生は、カードゲームに取り組んでいた。カードに印刷されているのは、「持続可能な開発目標(SDGs)」の17の目標。同じ目標のカードがそろったら、その目標と対応した指示に従うというルールだ。

 「質の高い教育をみんなに」の目標に対応した指示には「右隣の人とじゃんけんをして、勝った人はいらないカードを1枚負けた人に渡す。しかし、あなたは学校を途中で辞めてしまったため、『グー』しか知りません」とある。児童たちは「これじゃ、絶対負けるよね?」と顔を見合わせた。

 授業の後半では、特殊な地球儀をタブレット端末の専用アプリで読み取り、世界中のさまざまな情報を比較する学習を行った。国内総生産(GDP)の額に注目すると、一人当たり数万ドルの国々がある一方で、数百ドルの国々があることに気付く。思わず、「えっ、少ない」と声がこぼれる。

 そうしたやりとりの後、「自分たちに何ができるか」について、自分の考えをタブレットに書き込むと、瞬時に教室前方のスクリーンに全員の意見が集約された。最も意見が多かったのが「募金」。これをスタートに、今後の授業では、貧困を無くすための取り組みについて考えを深めていく。

SDGsのカードゲームをする5年生

 同校は「未来社会を切り拓(ひら)く力の育成」を研究テーマに掲げ、「SDGs」や児童生徒が1台ずつ端末を使う国の「GIGAスクール構想」などをキーワードに、「未来の授業」づくりに取り組んでいる。同日、3年生も、1人1台のタブレット端末を駆使して、学校の周りにある遊具や施設の役割と、SDGsの目標を結びつける学習を行っており、発達の段階に応じ全校で取り組んでいる。

 「未来の授業」を通して、児童たちは、世界的な課題について、身近なテーマに引き寄せて考え、具体的な行動へと結びつけていく。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート 神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3p/seitosidou/hanii.html

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