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教室に行こう
平塚市立神田中学校(平塚市田村)

教育 | 神奈川新聞 | 2021年5月31日(月) 15:00

大地震を想定し訓練
毎年の防災学習と訓練で、意識高めて

場所ごとの危険性と対処法をグループで考える

 「今、大地震が起きたら、どうなるかな?」「何か落ちて来るかも!」「窓ガラスが割れるかもしれないよ」

 担任の問い掛けを機に、いつも見慣れている教室を改めて見渡す2学年の生徒。天井の蛍光灯、壁に付けられた扇風機などは、もしもの時はどうなるのか、考えを巡らせる。

 連休前の4月、神田中学の全学年で、一斉に防災学習を行った。各クラスでの授業の後、引き続き防災訓練に移る。保護者による引き取りも行う、実際の大地震を想定した訓練だ。

 「校内のあらゆる場所で、地震が起こったらと考えて、何が危険なのか、どうしたらいいのかを話し合ってみよう」。担任の指示で、グループごとの話し合いが始まる。普通教室の他、廊下や階段、体育館、トイレなどの場所で大地震が起きた時の危険性と対処法を考える。

保護者も参加した引き取り訓練

 「トイレにいるときに大地震が来たら困るよね」「焦って鍵を開けられなくなるかも!」「扉がゆがんで開かなくなることもあるよ」。意見交換をした後、再び全体で、正しい対処法を確認する。「地震が起きたら扉を少し開けておくと、閉じ込められにくくなるんだね」

 訓練の放送が入り、一度担任が職員室に集まる。その後、教室に戻った担任から、南海トラフ地震臨時情報を受けて直ちにグラウンドに避難することが伝えられ、雰囲気ががらりと変わる。「みんな、緊張感もって!」。避難中、生徒から、自然と声が掛かる。保護者には、放送と同時に引き取りを依頼する一斉メールが送信された。

 「本校では、近隣の小学校とも連携して、毎年この防災学習と訓練を行っています。繰り返し行うことで、職員はもちろん、生徒や保護者の意識も高まっています」と学校長は語る。

 生徒全員の安全が確認され、保護者による引き取りが始まる。生徒は保護者の姿を見つけ、ほっとしたように帰路についた。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート 神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3p/seitosidou/hanii.html

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