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教室に行こう
湯河原町立福浦幼稚園(湯河原町吉浜)

教室に行こう | 神奈川新聞 | 2021年4月5日(月) 15:00

園外活動 学びや発見
「ふしぎだな」。考える時間を大切に

港で園外活動をする園児たち

 「区長さーん」。園児たちは元気な声で区長さんを呼ぶ。今日は、園児たちがずっと楽しみにしていた、福浦区長さんとの園外活動の日だ。

 園児たちが通うのは、湯河原町立福浦幼稚園。町立東台福浦小学校に併設されたこの園は、長年地域の人たちに大切にされている。

 真っ青で、きらきらと輝く海に吸い寄せられるように、ずんずんと坂を下っていく13人の園児たち。ダイダイのおいしそうな色、大きなビワの木の緑色の葉。「モクレンの白いつぼみ、前より膨らんだね」。道の途中で出会う自然にふと立ち止まり、季節を感じ、発見したことを伝え合う。

 急に潮の香りが強くなってきた。港に到着。「気持ちいい!」。船着き場にへばり付いている深緑色の海藻に触れ、思わず声が出る。「なんて名前だろう?」図鑑の写真と真剣に見比べる。「アオノリだ!」。新しい発見に目が輝く。「おみそ汁に入れたい!」。夢中で海藻を集め、満足げな表情を浮かべる。「あげるね」と、あまりとれなかった子にも分けてあげる。

楽しかった園外活動を振り返る

 「カニだ!」。園児たちが一斉に集まる。小さな水のたまり場で、カニの素早い動きを観察した後、海に返す。

 以前、カニをたくさん捕まえたとき、そのカニをどうするか、皆で話し合った。カニ汁として少しいただき、多くは海に返した。園児は、この経験を通し、生き物の「いのち」について考え、「いのち」をいただくことのありがたさを感じた。

 港で遊びながら、水の泡立ちを見て、「ふしぎだな」とつぶやく園児。たくさんの発見とともに疑問が湧き上がる。先生は、そんな園児の気持ちを受け止め、園児自身が考える時間をいつも大切にしている。園児たちは自然の中で、仲間と一緒に遊びながら学んでいく。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート 神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3p/seitosidou/hanii.html

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