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教室に行こう
県立横浜翠嵐高校(横浜市神奈川区)

教室に行こう | 神奈川新聞 | 2021年2月8日(月) 15:00

笑い題材に深い学び
SDGs達成に向け視野は世界や将来へ

SDGsについて発表する生徒(2020年10月下旬撮影)

 「コメディアンによるSDGsの啓発」「SDGsの達成に向け私たちはどのように貢献できるか」。県立横浜翠嵐高校2学年の「コミュニケーション英語Ⅱ」の授業である。

 Lesson9のテーマ「笑いは最良の薬である」について、表面的な事実ではなく、笑いが持つ力や影響力、関連する時事問題などについて深い考察を行っていく。生徒たちは「笑う門には福来る」とのことわざを説明するためのスピーキング活動を通して、「笑い」に意識を向けることから始めた。

 次に「笑いの効果とはどのようなものか」との問いが提示された。生徒は、Laughter(笑い)に関する科学的視点や社会学的視点から書かれた四種類のテキストをジグソー形式の学習形態で読み解く。それらを英語で他グループへ伝達することを通して、問いの答えを模索した。クラスメートとの対話的な学びから知識を獲得し、発表に向けて「他者に伝わる英語表現」にするべく積極的に意見交換する。試行錯誤しながら、他者とのコミュニケーションを通じて自信を深めた上で発表に臨もうとする生徒の姿が、そこにはあった。

ジグソー形式で学習内容を理解(2020年10月下旬撮影)

 深い学びは、これらの活動だけにとどまらない。「笑い」の力で世界に貢献する活動について考察を進め、国連が提唱する持続可能な開発目標「SDGs」について、グループによる調べ学習と発表を行う。次に、コメディアンがいかにしてSDGsに貢献していくかを予想しながら新聞記事を読み、「SDGsの達成に向け私たちはどのように貢献できるか」との問いに取り組む。そして、「日ごろの生活に関わる改善策の提案だけでなく、SDGsの認識を広めることの必要性」という考えにたどり着いた。

 授業の狙いである「情報を論理性に注意して詳しく話して伝え合う能力」を身に付けた生徒の視野は授業後、世界や将来へ広がっていた。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート 神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3p/seitosidou/hanii.html

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