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教室に行こう
松田町立寄小学校(松田町寄)

教室に行こう | 神奈川新聞 | 2021年1月25日(月) 15:00

日常の学びにICT
「分かる」自信が次への意欲に

電子黒板を使い自分の考えを説明する児童

 「今日は、何ができるようになるのかな」。算数の授業の冒頭、先生が投げ掛けると、児童は一斉に「図を見て、一つの式に表す」と答えた。

 配列された複数の「●」の個数を、どうしたら一つの式に表すことができるかを考え、説明することが目標だ。

 寄小学校の全児童数は28人。児童にとって、教室に置かれる電子黒板は、日常の光景だ。電子黒板に「●」で構成された図形が映し出され、児童がどのように考えて式に表したかを4年生の8人全員で共有できる。

 ある児童が、自分の考えを電子黒板の図に書き込みながら説明する。

 「三角の形の赤の囲みと、棒の形の青の囲みにわけて考えると『●』が数えやすいです」

 「では、この図はどんな式で表せるかな」。先生がクラス全員に問い掛ける。

タブレット端末で問題にチャレンジ

 「赤で囲ったところは『●』の四つのまとまりが四つあるので、4×4を使ったらいいと思います」「青で囲んだところは『●』の三つのまとまりが三つだから、3×3だね」「この二つの式を足せばいいのかな?」「かっこは使ったほうがいいかな?」「でも、掛け算と足し算が交ざっていたら、掛け算を先にするルールだから、かっこはいらないんじゃない?」。児童は互いに発言をつなげていく。

 全員が意見をつなぎ、「●」が25個であることを確認した後、「では、違う図も式に表してみよう」と先生。児童はいつも通りに道具箱からタブレット端末を取り出し、先生が事前に配信した問題に取り組む。画面を指でなぞって、「●」を移動させたり、線で囲ったりしながら考えを深めていく。

 情報通信技術(ICT)を活用し、個の学びと集団の学びを組み合わせ、「分かる」が積み重なっていく。「分かる」自信が次への意欲となり、さらなる学びにつながっていた。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート 神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3p/seitosidou/hanii.html

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