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教室に行こう
県立えびな支援学校(海老名市中新田)

教室に行こう | 神奈川新聞 | 2020年9月28日(月) 15:00

みんな主役の収穫日
トマトを手にした喜びを分かち合い

収穫の様子をすらすらとリポート

 新型コロナウイルスによる臨時休校中、高等部肢体不自由教育部門の生徒たちは、教員が撮影した動画を通して、家庭学習でトマトの苗植えとその成長を観察してきた。

 そして、学校が再開した6月。実際に観察できることを楽しみに、「トマトは大きくなった?」と、笑顔で登校してきた。

 7月、いよいよ収穫の日。授業が始まり、教員が言う。「みなさんは、家庭学習のときから今日まで、先生が撮影した動画を見たり、リポートを聞いたりして、トマトの成長を見守ってきました。今日の学習では、みんなが主役です。一人ずつ収穫をして、トマトを手にしたときの気持ちを、言葉や表情でみんなに伝えてください。今日はその様子を撮影します」

喜びを分かち合うように生徒の表情も豊かに

 目の前に並ぶプランターには、トマトが赤く実っている。収穫とリポートの時間は1人3分。収穫への期待や、緊張感など、それぞれの表情からさまざまな気持ちが見え隠れする中、撮影が始まった。

 「今日は7月10日、金曜日です。それでは、さっそくトマトを収穫してみましょう」

 撮影のため新型コロナ感染予防のマスクを外した生徒は、すらすらと言葉をつなぐ。手元に注目して、教わった通りにトマトを優しくつかみ、下から上に持ち上げようと集中する。そんな様子に他の生徒は「すごいな」と感心の表情だ。

 「用意、スタート!」。撮影が始まると、真剣な表情で「どこかな」と、ゆっくり手を動かしながらトマトを探す生徒。「見つけた」と、探し当て収穫すると、見ていた生徒や教員から歓声が上がる。その声を聞いて、一緒に収穫した教員に顔を向け、喜びを分かち合うように高揚した表情を見せた。「たくさん収穫できたね」「動画の出来上がりが楽しみ!」。次の授業も仲間同士で学び合いながら、学習を深めていく。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート 神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3p/seitosidou/hanii.html

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