
冬のイメージが強いアンコウですが、5月によく捕れます。しかも、身も肝も大きく、値段も安く手に入るので、オススメです。この季節にふさわしい食べ方を紹介します。
アンコウが1匹そのまま売っていることは、まずないと思います。切り身では、白い大きな塊が身で、その他は皮や内臓です。まずは、から揚げを作りましょう。
(1)アンコウの身を一口大に切り、塩、こしょうで下味をつけます。または、少し濃いめの麺つゆに、2~3時間漬けておきます。
(2)塩、こしょうの場合はそのまま、麺つゆの場合はペーパータオルで水気を拭き取ってから、かたくり粉をまぶします。
(3)190度の油で【2】を揚げます。これで、出来上がりです。
次は、酢みそあえです。
(1)アンコウの皮や内臓を、たっぷりのお湯でゆでます。10分ほどでゆで上がります。あくは、すくい出す必要はありません。
(2)ゆで上がった【1】をざるに上げ、一度水洗いをします。酢みそやコチュジャンをつけると、大変おいしくいただけます。また、イタリア風にしても、とても美味ですよ。


<レシピ =福本 育代>
<イラスト=福本 倖子>