
色鮮やかで面白い形のホウボウ。佐島では一年中水揚げされ、冬場の今が旬といわれています。今日は、ホウボウのトマト煮を作りましょう。
(1)ホウボウのうろこと頭を落とし、はらわたを取り除きます。
(2)ブツブツと輪切りにします。
(3)フライパンに油を引き、ニンニクのみじん切りを入れ、こんがりと色がつくまで炒めます。
(4)厚めにスライスしたタマネギを入れ、タマネギがしなやかになったら【2】のホウボウを入れます。
(5)塩を大さじ1杯、こしょうを少々、さらに缶詰のトマト(丸ごと水煮)を1缶入れ、7分ほど煮ます。
(6)イカの足、ホタテ、カニなどのシーフードがあれば、一口大に切り、加えます。冷蔵庫の中にあれば活用する、というイメージです。
(7)彩りに、赤パプリカやブロッコリーなどを入れ、最後にケチャップなどでお好みの味に整えてください。ブイヤベースのようになりますよ。
ホウボウは刺し身にしても絶品です。刺し身にする場合は【1】の状態から三枚におろし、真ん中の部分の骨を切り取ってください。さっぱりとして、プリッとした歯応えがあり、タイに近い味です。


<レシピ =福本 育代>
<イラスト=福本 倖子>