横須賀佐島・魚行商のおかみさんレシピ(18)
サバの照り焼きとムニエル
おかみさんレシピ | 神奈川新聞 | 2014年10月8日(水) 00:00

体にいい青魚の代表格のサバ。まずは照り焼きを作りましょう。
(1)三枚におろし身から骨を取り除きます。下腹の骨は包丁でそぎ、中央にある骨は骨抜き用ピンセットで抜きます。身の大きさにより二つか三つに切ります。
(2)しょうゆ、みりん、酒でたれを作ります。サバに脂が乗っているときはたれが染み込みにくいので少し濃いめに、脂が乗っていないときは薄めに作ります。
(3)【1】を【2】に2時間ぐらい漬け込んで取り出し、ペーパータオルで軽く拭き取り、かたくり粉をまぶします。
(4)フライパンに大さじ2杯の油を引き弱火でゆっくり焼きます。最後に【2】のたれを大さじ3杯入れ強火にし、こんがり焼き目がついたら出来上がりです。
次は、ちょっとおしゃれなサバのムニエルを紹介します。
(1)先ほどの【1】の状態にしてから、塩とこしょうを少々振ります。
(2)フライパンに大さじ1杯のバターを溶かして【1】を載せ、ふたをして弱火で8~10分ゆっくりと焼きます。
(3)フライパンから【2】を取り出し、皮を上にしてオーブンに並べます。皮にマヨネーズをぬり、粉チーズをかけて焼き、きつね色になったら出来上がりです。

<レシピ =福本 育代>
<イラスト=福本 倖子>

【神奈川新聞】