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ブルーブルーヨコハマ・マネジャー 清田直樹さん
港町らしい空気取り入れ ライフスタイル提案

横浜みなと新聞 | 神奈川新聞 | 2016年8月29日(月) 11:41

「粋なヨコハマの雰囲気を守りたい」と話すマネジャーの清田さん=ブルーブルーヨコハマ
「粋なヨコハマの雰囲気を守りたい」と話すマネジャーの清田さん=ブルーブルーヨコハマ

 横浜港に面した一角にあるカジュアルショップ「BLUE BLUE YOKOHAMA(ブルーブルー ヨコハマ)」がことし20周年を迎えた。象の鼻パークなどが整備される前から大さん橋のたもとに店を構え、横浜らしいファッションやライフスタイルを提案してきた。同店マネジャーの清田(せいだ)直樹さん(40)は「ほかの港町にはない横浜の“粋”な空気を感じられる店でありたい」と話す。

 風情ある建物に入ると、店内にはブルーのフローリングが広がり、インディゴに染めた流木やロープがセンスよく配置されている。店のモチーフであるいかりが随所に飾られ、サーフボードや灯台の部品など海にまつわる小物も並ぶ。

 店先のコンクリートには、女性をモチーフにした小物がいくつか埋め込まれていた。「『港の女』も横浜の重要なイメージの一つですから」と清田さん。

 心掛けてきたのは「感じられる店づくり」。デニムをはじめ、並んでいる洋服もオリジナル製品が中心で、内外装と一体となって港のイメージを表現している。
 


横浜限定商品も多く取りそろえている
横浜限定商品も多く取りそろえている

 同店をはじめ、全国で衣料品店やカフェ、ベーカリーを経営する聖林公司のゲン垂水社長(73)は20代前半のころ、当時シルクセンタービル地下にあった「BAR SILK」に通っていた。そこで移民船「ぶらじる丸」が大さん橋から出ると聞き、23歳だった1967年9月2日に乗船。当時の外貨持ち出し限度額だった500ドルを手に、ハワイ経由でアメリカ本土へ渡った。

 ロマンを追いかけた若き日の船旅を懐かしみ、その後も横浜をよく訪れていたところ、昭和初期からあるこの建物を見つけたのが、開店のきっかけだ。

 何に使われた建物かもよく分からず、周囲は粗大ごみが積まれていた。それらを片付け、1996年にオープンに至った。
 


インディゴに染めた流木やロープなどブルーでまとめられた店内
インディゴに染めた流木やロープなどブルーでまとめられた店内

 あれから20年。2002年に横浜港大さん橋国際客船ターミナルと赤レンガ倉庫がオープン、横浜開港150周年の09年には、店舗と隣接する象の鼻パークが開園した。「開店当時とはずいぶん変わった。街に活気が出てきたのがうれしい」と清田さん。

 人通りは増えたが、こだわりの立地と店づくりで、30代男性を中心とする客層は変わらないという。若いころから通い、現在は家族を連れてくる常連客もいる。「お客さんにも粋な人が多い。横浜らしいなと思う」

 港に面したこのエリアは、横浜駅周辺とも、みなとみらい21地区とも違う雰囲気を持つという。

 「古いものを大切にしつつ新しいものも取り入れる。そんな横浜の港ならではの空気を感じられる店であり続けたい」

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