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中華街摩登(28) 
中華街、二つの正月 二つの華僑、春節で融け合う30年間 

横浜みなと新聞 | 神奈川新聞 | 2016年2月8日(月) 13:57

 横浜には正月が2回来る-。そう言われるほどに親しまれている横浜中華街の旧正月「春節」。ことしも8日の春節には多くの観光客が詰め掛けるだろう。横浜中華街発展会協同組合の主催で現在のような大型行事になってからことしで30周年。華僑は伝統を継承し、観光客も楽しめる「横浜中華街独自の文化」として発展を遂げている。


店舗の軒先につるされた赤い祝儀袋を獅子がくわえとる「採青(サイチン)」を一目見ようと大勢の観光客が詰め掛けた=2016年2月(映像編集部撮影)
店舗の軒先につるされた赤い祝儀袋を獅子がくわえとる「採青(サイチン)」を一目見ようと大勢の観光客が詰め掛けた=2016年2月(映像編集部撮影)

 発展会主催の春節行事がスタートしたのは1986年2月。中華街内の通りや朝陽門(東門)近くにあった駐車場で3日間、獅子舞や龍舞、民族舞踊などが繰り広げられ、観光客らが詰め掛けた。2月10日付本紙でも「人出はふだんの日曜日の数倍の7万5千人(加賀町署調べ)」とにぎわった様子を紹介している。

 そもそも春節とは日本の正月と同じで、実家に…

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