◆素朴で濃厚な味わい
洋食の老舗として知られるこの店の創業は1947年。かつては横浜港に停泊した船員たちも立ち寄っていたという。名物「スパピザ」(ランチはスープ・サラダ付き1000円、ディナー1620円)は、「ボリュームのある料理が食べたい」と、外国人客の声から誕生した。
特製トマトソースで仕上げたパスタを鉄板に載せ、エビ、タマネギ、ピーマンなどをトッピングし、数種類のチーズをたっぷり掛け、オーブンで焼く。一面にとけたチーズの香りが食欲をそそる。「パスタにチーズを絡ませ、熱々のうちにどうぞ」と、店長の遠藤和浩さん(41)は勧める。ひとくち食べると、昔ながらの素朴で濃厚な味わいに、自然に顔がほころぶ。
横浜市中区山下町25の1、上田ビル1階。みなとみらい線日本大通り駅徒歩7分。午前11時半~午後2時半L.O.、同4時~10時半L.O.。土日・祝日は通し営業。無休。電話045(662)1106。