横浜中華街で今月1~10日に開催された「横濱華僑写真展」。戦前・戦後の中華街で暮らす人々の生活を切り取った写真約100点が並べられた。1日は中国の建国記念日に当たる「国慶節」、10日は辛亥革命や台湾の成立を祝う「双十節」。来街者の多い時期でもあり、会期中、1200人超が訪れた。
主催したのは中国・広東省出身者で組織する広東会館倶楽部。神奈川新聞社、横浜開港資料館、横浜市中区役所が後援した。同倶楽部会長の周慶錦さん(51)は言う。「写真の家族それぞれに歴史がある。(会期中は)写真を見ながら昔話に花を咲かせる光景が多く見られ、交流の場になってよかったと思う」
展示写真の中には写っている人が誰か分からないケースも多く、情報提供を求めたところ…