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臨海部の玄関口一新 桜木町駅前広場再整備へ 

横浜みなと新聞 | 神奈川新聞 | 2019年10月23日(水) 10:33

1日に約900便の路線バスが乗り入れる桜木町駅前。バスの待機場所不足が課題となっている =横浜市中区
1日に約900便の路線バスが乗り入れる桜木町駅前。バスの待機場所不足が課題となっている =横浜市中区

 横浜市は、桜木町駅前交通広場(中区)の再整備に着手する。1日に約900便の路線バスが乗り入れ、同駅を起点もしくは終点とする便も多い中、バスの待機場所不足を解消。客船送迎シャトルバスの乗降場も拡充し、利便性向上を図る。2020年度中の完成予定。同年度末にはロープウエーの開業も見込まれており、都心臨海部の玄関口が生まれ変わる。

 1日に約14万人が利用するJR桜木町駅では市交通局のほか、四つの民間事業者がバスを運行。1日に乗り入れる約900便のうち400便ほどが同駅を起点または終点としている。

 10カ所ある乗降場は、ひっきりなしにバスが出入りしている状態。バスの待機場所は2台分しかなく、スペースが埋まっている場合は、周辺を回遊するなどして時間調整するケースも少なくないという。

 近年、横浜港へのクルーズ客船の寄港増加に伴い、客船送迎シャトルバスの需要も拡大。さらに今月末からは、同駅とみなとみらい21(MM21)新港地区を結ぶ市営バス路線「ピアライン」の運行が始まるなど、駅前交通広場は「容量不足」(市都市整備局)が課題となっている。


桜木町駅とMM21新港地区を結ぶロープウエーのイメージ(横浜市提供)
桜木町駅とMM21新港地区を結ぶロープウエーのイメージ(横浜市提供)

 市は、16日に閉会した市会第3回定例会に、関連費3千万円の一般会計補正予算案を提出。議会で可決されたことを受け、基本設計などに入る。

 計画では「動く歩道」側の緑地部分に路線バスの待機場所を新設。2カ所あるシャトルバスの乗降場も3カ所に増やす。さらに市はバス事業者の協力を得た上で、現在は事業者ごとに設置している乗車場を、方面別に再編するといったことも視野に入れている。

 9月27日の市会決算特別委員会局別審査で平原敏英副市長は意気込みを問われ、「容量不足の課題解消に向けて、早急な対応が必要。利便性の高い広場となるよう来年度中の完成を目指し、スピード感を持って取り組む」と語った。

 同駅では、MM21新港地区までロープウエー(全長約630メートル)で結ぶ計画が、民間事業者によって進んでいる。海面から最高約30~40メートルの上空をゴンドラで行き来する。当初、20年の東京五輪・パラリンピック前の開業を目指したが、資材調達や工期に時間がかかるなどとして20年度末にずれ込む見通し。

 都心臨海部の利便性が高まり、街のさらなるにぎわいにつながりそうだ。


桜木町駅とMM21新港地区を結ぶ新たなバス路線「ピアライン」のイメージ(同)
桜木町駅とMM21新港地区を結ぶ新たなバス路線「ピアライン」のイメージ(同)

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