◆希少部位のカツが絶品
野菜と牛スジを20時間じっくり煮込み、完成までに3日間掛ける名物のカレー。濃厚なこくがありながら、口当たりは軽やかで、後から押し寄せるピリッとしたスパイスの刺激が食欲を加速させる。
平日夜と土曜限定で提供する「季節野菜のグリル ビーフカツカレー」(1980円)が一押しだ。カツには、バラ肉の中でもヒレに最も近い「カイノミ」という希少部位を使用。衣はカリッと香ばしく、ミディアムレアに仕上げた肉はしっとり軟らか。かむほどに上質な脂と赤身の両方のうま味があふれ出し、そのおいしさに顔がほころぶ。ごろごろ入った野菜のグリルに、生ハムサラダも盛り込まれ、栄養満点の一品だ。
代表の佐藤寛さん(46)は「横浜の名物に育てていきたい」と意気込んでいる)
横浜市中区南仲通1の14、三金ビル1階。みなとみらい線日本大通り駅徒歩3分。午前11時半~午後2時半L.O.、同5時~9時半L.O.(土曜正午~午後8時L.O.)。日曜・祝日休み。電話045(263)8557。