
横浜都心臨海部で4月下旬、屋根のない2階建てバスの運行が始まった。京浜急行電鉄の土・日曜、祝日限定「オープントップバス」だ。
横浜駅を出発し大黒ふ頭を折り返す「パノラマコース」(80分)と、臨海部を周遊し工場夜景なども楽しめる「きらめきコース」(60分)の2種類を用意。横浜の海や空を連想させるブルーの車体が目印だ。
記者も試乗会に参加したが、ガイドの説明を聞きつつ約3.5メートルの高さから街を見下ろしたり、横浜ベイブリッジの「H」型の支柱を真下からのぞいたり。見慣れたはずの景色も、少し違った角度から楽しめた。
「大型連休中の乗車率は8割と、好評だった。開放的なバスをより多くの人に楽しんでもらえたら」と同社。