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MICE誘致へおもてなし強化 パシフィコ横浜、野毛で実証実験

横浜みなと新聞 | 神奈川新聞 | 2019年2月4日(月) 02:42

昭和の風情が残る野毛地区で行われたおもてなしの実証実験=昨年6月28日
昭和の風情が残る野毛地区で行われたおもてなしの実証実験=昨年6月28日

 国内最大規模の多目的ホールを備えた「横浜みなとみらい国際コンベンションセンター」(通称・パシフィコ横浜ノース)の来春開業を控え、パシフィコ横浜が、MICE(国際会議や展示会など)参加者向けに、横浜の地域特性を生かした“おもてなし”の取り組みを強化している。MICE誘致の競争が国境を越えて激しさを増す中、コンベンション施設のある都市では歴史や文化、公共空間など地域の特色を演出する「ユニークベニュー」を積極的に展開。横浜ならではのアフターMICEプランとは-。

 高層ビルが立ち並ぶ横浜・みなとみらい21(MM21)地区を臨む野毛地区は、昔ながらの店構えの飲食店が軒を連ね、昭和の下町風情が漂う。近接しながらも好対照な同地区でパシフィコ横浜がユニークベニューの実証実験「野毛 横浜おもてなしナイト」を昨年6月に実施した。


野毛手形のパンフレット(上)と野毛手形
野毛手形のパンフレット(上)と野毛手形

 野毛地区振興事業協同組合が発行している1セット3千円(1500円が2枚)の金券クーポン「野毛手形」を活用。1軒、2軒と、焼き鳥や和食、ホルモンなどの名店を飲み歩く企画に、横浜市内の企業やMICE関係者ら180人が参加。同手形の加盟店40店舗の協力を得て、“野毛初心者”も気軽に入店し、名物料理を味わいながら一献を傾けた。

 「MICE関係者に横浜ならではの地域特性、魅力を発信し、パシフィコでのMICE開催を横浜経済全体の活性化につなげたい」。パシフィコ横浜の大村正英営業開発課長はユニークベニューの波及効果、相乗効果を強調する。


来春開業予定のパシフィコ横浜ノース(手前)。1階は国内最大規模の多目的ホールが整備される
来春開業予定のパシフィコ横浜ノース(手前)。1階は国内最大規模の多目的ホールが整備される

 参加者へのアンケートでは、訪日外国人(インバウンド)を念頭に「飲み歩きという日本文化を紹介しながら、おもてなし感を演出できる」、「ホテルと会議室の往復になりがちな国際会議の参加者に飲み歩きはお薦めできる」など、前向きな評価が多数を占めた。

 迎入れる店舗側からは「何を事前に準備すべきか、実体験を通じ理解することができた」、「海外の方への対応について改善の必要を感じた」といった意見が出され、増加しているインバウンドへの対応強化の実践になったことがうかがわれる。

 パシフィコ横浜は、訪日外国人向けに横浜高島屋とのコラボで日本文化を体験してもらうプログラムを開催するなど、おもてなしプランを多角的に展開している。今後は実証実験の成果を踏まえ、市域全体を視野に鉄道事業者と連携した回遊性向上の在り方を検討していく考えだ。

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