川崎市の担当者(左)に要望書を手渡す田中事務局長(中央)ら=川崎市川崎区
相模原市がヘイトスピーチ規制も視野に入れて人権条例の制定を進めていることを巡り、市民団体「反差別相模原市民ネットワーク」は18日、市の条例制定への協力を呼び掛ける要請書を、川崎市の福田紀彦市長宛てに提出した。同市は7月、ヘイトスピーチに刑事罰を科す全国初の条例を全面施行。相模原市の本村賢太郎市長は「川崎に引けを取らないものにしたい」と表明しており、団体は「全国に先駆けた経験と姿勢を相模原に伝え、制定を後押ししてほしい」と訴えている。