
第2次大戦後の日本人を描いた歴史学者、ジョン・ダワー氏の「敗北を抱きしめて」に、連合国軍総司令部(GHQ)が日本占領時に敷いた傍受網に関する記述がある▼「CCD(民間検閲部)の四年間の『政権』期間中に、なんと三億三〇〇〇万点という驚くべき数の郵便物が抜き取り検査され、電話も、およそ八〇万の私的な通話が傍受された」▼米国家安全保障局(NSA)による盗聴やネットでの秘密裏の情報収集を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデン氏は、今なお日本は米国による
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第2次大戦後の日本人を描いた歴史学者、ジョン・ダワー氏の「敗北を抱きしめて」に、連合国軍総司令部(GHQ)が日本占領時に敷いた傍受網に関する記述がある▼「CCD(民間検閲部)の四年間の『政権』期間中に、なんと三億三〇〇〇万点という驚くべき数の郵便物が抜き取り検査され、電話も、およそ八〇万の私的な通話が傍受された」▼米国家安全保障局(NSA)による盗聴やネットでの秘密裏の情報収集を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデン氏は、今なお日本は米国による