新春トップインタビュー2023
管清工業
PR | 神奈川新聞 | 2023年1月1日(日) 00:00
下水インフラ支え続け
管清工業株式会社
代表取締役
長谷川 健司 氏
1962年の創業以来、当社は一貫して下水道の管路網の維持、管理を担い、国内の下水道インフラを支えてきました。
新型コロナウイルス禍でここ数年、生活スタイルが大きく変化した一方、人がどこで過ごそうと下水道が利用されることに変わりはありません。また同時に現場に赴き、利用者の生活環境を守るという当社の仕事も全くもって不変です。
2022年に創業60周年を迎えましたが、われわれも医療従事者らと同じエッセンシャルワーカーの一員だということを再認識しています。加えて、22年には感染症が流行する予兆を下水調査で捉える試みにも参画しました。社会貢献できることを示し、業界のプレゼンス向上につながったとも実感しています。
昨年、当社の研究研修施設「厚木の杜(もり)環境リサーチセンター」が厚木市内に完成したことも大きな出来事です。下水道の仕組みを一般の方にも分かりやすく学んでいただける施設で、災害時には地元の方が避難することもできます。また、全国の同業他社の研修の場や、下水道管を調査する拠点としても活用していきます。
新年にあたって掲げるのは「進革(しんか)」の2文字です。水道という大きな枠組みの中で上水道の業者とも関係を深め、改革に向けて動き出したいとの思いがあります。また、これも自作ですが「昇龍水託」という言葉を大切にしており、“水を託された当社が龍のごとく昇っていく″という願いを込めております。
管路施設の包括的民間委託を導入する自治体も増えてきています。当社も地域のインフラをこれまで以上に支え、「300年継続する企業」を目指して着実に歩を進めてまいります。
東京都世田谷区上用賀1-7-3
☎03-3709-5151
https://www.kansei-pipe.co.jp/