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神奈川県社会保険労務士会

PR | 神奈川新聞 | 2023年1月1日(日) 00:00

生き生きと働ける場を

神奈川県社会保険労務士会
会長
山邊 鉄也 氏

 社会保険労務士は労務管理や社会保険に関する手続きの代行、相談対応などに当たる国家資格者です。当会は約2700人の会員を抱え、会員への指導、資質向上に関する研修、社労士制度の普及、常設する労務相談室と年金相談センターの業務などに努めています。1社でも多く企業経営を支え、1人でも多く働く人の生活を守ることが私たちの使命と言えます。

 他の士業に先駆けて社労士会は手続きの電子化を進めてきました。2022年5月からは、厚生労働省の要請により電子申請の利便性向上のために社労士の意見を集約。デジタル技術を活用した社会変革、いわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)を踏まえ、マイナンバーカードの普及促進へ独自事業も展開しています。

 テレワークや副業といった多様な働き方が次々と導入される昨今、新たな長時間労働やメンタル不調といった問題も生じています。従業員301人以上の企業では男女間の賃金格差の開示を義務付ける制度が始まりましたし、働き方改革関連法の施行に伴う有給休暇の消化義務、同一労働同一賃金のほか、外国人労働者を取り巻く環境などで課題は山積しています。

 目まぐるしく変化する現代で先入観は大敵です。問題を客観的に観察し情報を集めることこそが解決への手法だと思います。その気持ちを忘れず、常に物事に当たりたいとの思いを込め、新年に当たっての言葉には「坦懐」を選びました。

 人事労務管理分野の唯一の国家資格者である社労士の活躍の場は、近年さらに広がっています。お困り事がある際は、ぜひ社労士を活用してほしいですし、私たちも共に問題解決へ歩みたいと思います。

横浜市中区真砂町4-43 木下商事ビル4階
☎045-640-0245
https://www.kanagawa-sr.or.jp/

 
 

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