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横浜「関内」応援企画(下)
コロナ禍でも歴史を紡ぎ続ける関内の名店

PR | 神奈川新聞 | 2022年3月28日(月) 11:00

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―どこからどこまでが関内だろうか。
ある人はJR関内駅から海側という。またある人は駅の向こうもだよと。どれも正解でいいと思う。
だって、これから約10年くらいの間、関内エリア周辺には大学や大きな商業施設などが誘致されて、外  
から多くの刺激がもたらされ、大きく変革するから。ゆえに、本企画では横浜を知らない人の目線で関内エリアを定義して紹介することにした。
人が繋がり街が繋がり新旧が繋がり一緒に成長していく街。関内はそんな街だと思う。

 暗めの店内。モデルカーや香炉入れがキャンドルライトに浮かび、LPレコードから80年代のR&Bが静かに流れている。男の隠れ家風カウンターに、俳優の松重豊さんを彷彿(ほうふつ)とさせるようなCASABLANCA D-Bar店主の横山大輔さん。

 松重さんがかつて、しゃべり下手なプロ野球解説者を演じていたことがあった。横山さんも一見、体育会系の強面(こわもて)に見えるが、さにあらず。フルーツカクテルの名店「カサブランカ」で研鑽(けんさん)を積み、暖簾(のれん)分けされたという。

 「Ⅾ-Bar」は一見、男っぽく見えるが、女性が一人で入っても安心かつ満足できるのだ。

 フルーツカクテルの充実感はもちろん、横山さん自ら生地から作るというピザをはじめ、トマトソースやアンチョビを効かせた料理のおもてなしについ、時間を忘れてしまう。オーセンティックバーの定義は、料理を出さないと主張する向きもあるが、あえてここは、カクテルに合う料理も楽しめるオーセンティックバーと言いたい。

 コロナ禍の自粛期間中は、自宅で料理の研究をしたり、感染症の歴史や文明論の読書にふけったりして過ごしたという横山さん。同業の友人とも、以前にも増して頻繁(ひんぱん)に情報交換し結束を固めたという。

 穏やかに過去の苦労を語る横山さんは、フレンドリーな若い僧侶のように話の引き出しが豊富。馴染みの女性客のオーダーでアイリッシュ・コーヒー※を作る様子は、実験中の化学者にも見える。ソフトで話しやすく、初見さんでも好みの相談に気楽に乗ってくれるのであった。

※アイリッシュ・コーヒー
…アイリッシュ・ウィスキーをベースにしたカクテル。コーヒーと生クリームなどで温かくして供される


 続いて、横浜中華街の知る人ぞ知る、洋風Bar「ノルゲ」をのぞいてみた。

 入口に、オールのオブジェ。ドラゴンボートのものだろうか。横に、古い操舵輪や北欧家具。50年前に店を開業させたのはノルウェー人オーナーだった。「ノルゲ」とは「ノルウェー」の意味と教えてくれたのは、今のオーナー・市川延幸さん。開業当時、街には100軒を超えるBarが軒を連ねていたという。今は数えるほどになってしまった。ここはかつての雰囲気を今に伝える貴重な存在なのだ。奥に鎮座するジュークボックスも、当時のまま現役だが、自粛期間に使用頻度が落ちたため、少し調子が悪いという。

 キャビンに見立てたカウンター奥に世界各国のボトルが並ぶ。伝統のBarを任されているのは、小野口一則店長。この街にふさわしいカクテル「楊貴妃」を出してくれた。桂花(きんもくせい)のお酒とライチリキュールの香りが横浜ブルーによく似合う。

 場所柄、客層はお馴染みさんと、たまに顔を見せるお客、初見のお客という三層が、同じくらいの割合でバランスを保っていたが、コロナ禍で若いお客が食後、Barに寄らない傾向が続き、バランスが崩れた。馴染み客は、お気に入りの場所が失われてはと心配し、通常より頻繁に店に通ってくれたという。「贔屓(ひいき)にしてくれるお客さまの熱意に救われました」。そう言う小野口さんは昨年、一児の父になったばかり。自粛期間は育児で忙しかったという。お子さんは近々、保育園デビューするとか。

 ここで飲むのが「通」とばかりに中華街デビュー、Barデビューする若いカップルでにぎわう日々も、そう遠くないだろう。

提供:CASABLANCA D-Bar(カサブランカ ディーバー)
 神奈川県横浜市中区相生町1-2-1 リバティー相生町ビル3階
 JR根岸線関内駅、横浜市営地下鉄関内駅、みなとみらい線日本大通り駅いずれも徒歩3分
 ☎045-651-1988
 営業時間:18時~深夜3時オーダーストップ
 定休日:日曜・祝日(曜日により、営業の場合あり)

提供:BAR NORGE(バー ノルゲ)
 神奈川県横浜市中区山下町217 
 JR根岸線石川町駅から徒歩3分、みなとみらい線日本大通り駅もしくは元町中華街駅の中華街側出口から徒歩5分
 ☎045-641-7020
 営業時間:火~土17時~2時、日・月・祝 16時~0時(いずれも30分前オーダーストップ)

(企画・制作:神奈川新聞社クロスメディア営業局)

※両店舗とも、新型コロナウェルス感染拡大の状況により、営業時間等が変更になる場合があります。

※演出上、一部マスクを外し撮影をしています。通常、店舗では国や自治体のガイドラインに沿った感染予防対策を取ったうえで営業しています。

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