1. ホーム
  2. PR
  3. 成果は未来への贈り物 瀬谷西高が独自の博覧会

SDGs神奈川
成果は未来への贈り物 瀬谷西高が独自の博覧会

PR | 神奈川新聞 | 2022年11月23日(水) 05:00

 県立高校再編に伴い、来春“最後の卒業生”を送り出す県立瀬谷西高校(横浜市瀬谷区、小林幸宏校長)が9日、横浜市役所アトリウムで、独自の“博覧会”を開催した。同校のレガシー(遺産)を残すとともに、2027年に地元で開催される「国際園芸博覧会」の機運醸成につなげたいとの思いから生まれた企画。一般公開を前提に準備した会場には多くの市民らが訪れ、触れ合いを深めた。

廃棄される花から作ったドライフラワーを配る「資源循環」ブース

 タイトルは「瀬谷西SDGsフェスティバル」。SDGsの学習を通じて取り組んできた成果をブースで披露するなど、同校の集大成としての思いを込めた。設営は生徒と教諭がアイデアを出し合いながら準備。これまで学んだSDGsに関する16のテーマと、海軍道路で花を植栽してきたフラワーロードプロジェクトを展示で紹介し、ステージでも発表を行った。

 「資源循環」のブースではロスフラワー削減をテーマに、廃棄されるバラやカーネーションなどを里山ガーデンや市内のホテルから譲り受けて作ったドライフラワーがずらり。来場者にも配布した。「食品ロス」では「てまえどり」のポスター・ポップ作成や、JA横浜の直売所の協力で廃棄用野菜を調理したりコンポストに活用したりする試みを紹介するなど、それぞれの成果が詰め込まれた。

 企画・運営に携わった島村美宝利さん、青木日和さんは「外部向けに活動を発表するのは初めてで緊張したが、地域の方たちも来てくれてうれしかった」「1年半かけて取り組んだ成果は十分出せたと思う。この経験を将来に生かしたいし、国際園芸博に向けて、フラワーロードなどの成果をずっと残してほしいです」などと笑顔で語った。

「美容」ブース。地元企業の協力で、ヘアカラー剤のキャップから作ったごみ袋やケープを紹介した

食品ロス削減推進表彰を受賞

 3年生約300人は、食品ロス削減などテーマごとに社会課題への理解を深めてきたほか、ビーチクリーンや同校周辺で花の植栽・手入れなどの実践活動を展開。本年度は、消費者庁・環境省が主催する食品ロス削減推進表彰の「審査委員会委員長賞」なども受賞している。

 同校の活動には地元の企業・団体など幅広い人たちが協力。学校と社会がつながったことで、より学びが豊かになった。協力した企業同士が新商品を検討するなど、同校がハブになった例も生まれたという。

 指導する黒崎洋介教諭は「テーマ、コンテンツも国際園芸博に通じており、独自の博覧会になった」とし、「SDGsの体験を通じて進路を決めた生徒もいる。頑張ったことで自己肯定感も高まったのではないでしょうか」と話した。(波多野 寿生)

SDGsに関するその他のニュース

PRに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング